ベネッセアートサイト直島 Benesse Art Site Naoshima

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福武ハウス

小豆島の福田という一つの集落を通してアジア諸地域がつながるプロジェクトとして2013年に始動した福武ハウスは、旧小豆島町福田小学校を再生した「福武ハウス」を拠点としながら、作品を展示する「アジア・ギャラリー」、アジア各地域の料理を福田の地域住民がふるまう「福田アジア食堂」、福田地区とアジアのパートナーが様々な活動を通してお互いの理解を深める「アジア・アート・プラットフォーム」に取り組むほか、本年度は、新たに地域文化を収集・保存し、地域の価値を新たに創り出す「福武ハウス風土ラボラトリー」を展開します。
人と土地、人と人をつなぐ美術が古くから持っていた働きを、土地と時間に鍛えられた集落という単位で実践し、アジアの海を媒介に大きくつながり、都市への偏重といった近代化によって失われつつあるものは何かを考えます。

インフォメーション

アジア・ギャラリー

開催期間:
2020年9月19日~11月3日
(期間中の金・土・日・月・祝のみ)
開館カレンダー
開館時間:
11:00~17:00(最終入館16:30)
鑑賞料金:
510円
※15歳以下無料
電話番号:
0879-62-9301
事前予約:
個人の方はこちら | 団体の方はこちら


※現在「福田アジア食堂」の営業は行っておりません。

福武ハウス

アジア・ギャラリー

時代の風景・時代の肖像―ベネッセアートサイト直島のアジアコレクションを中心に

このたび、福武ハウスのアジア・ギャラリーでは、2019年の「眼にみえる魂」展に続き、「時代の風景・時代の肖像」というタイトルのもと、新たに一部作品の展示替えを行います。
中国出身の蔡國強が1995年に第1回ベネッセ賞を受賞しベネッセハウスに「文化大混浴―直島のためのプロジェクト」(1998)を完成させるなど、ベネッセアートサイト直島では、初期からアジア地域のアートに注目してきました。特に、2016年にはそれまで20年間継続してきた同賞の舞台をヴェネツィア・ビエンナーレからシンガポール・ビエンナーレに移行し、日本と同様に急激な近代化・都市化が進み、地方過疎化等の問題に直面するアジア地域のアーティストらとの交流や作品収集を通して、より幅広い視点から様々な課題を共有し共に考えることに取組んでいます。
今回の展示では、今年第12回ベネッセ賞を受賞したアマンダ・ヘンの写真作品や、ベネッセアートサイト直島のコレクションの中から、これまであまり展示されることのなかった日本人作家の主要作品等に注目し構成しています。これらの作品は、「1970年」、「バブル経済期」、「スクラップ&ビルドと都市化」といった、ある時代社会を色濃く反映するものから、より個人的な時代体験、世代間の差に言及するもの、あるいは、時の最新技術や素材を用いて伝統や普遍的な精神性を表そうとするものまで、異なる時代やその変遷について様々な思索を促します。また、アーティスト自らの身体を用いた表現も特徴的で、大きな時代のうねりの中で「私」という個人的な存在を通して、個と社会の関係や表現の可能性を探る姿が注目されます。
このように、「時代の風景・時代の肖像」というキーワードを通して作品群をみることで、私たちの生きる現代社会や自然環境、人間の生、さらには、ベネッセアートサイト直島の理念にある「よく生きる」について改めて考える機会になれば幸いです。

キュレーション:三木あき子
主催:公益財団法人 福武財団
協力:株式会社ベネッセホールディングス、小豆島町、福田地区自治連合会

アーティスト(アルファベット順)

アマンダ・ヘン、Chim↑Pom、潘逸舟(はん・いしゅ)、ヒルミー・P・スパドモ、インディゲリラ、カンチャナ・グプタ、近藤亜樹、森万里子、森村泰昌、パナパン・ヨドマニー、ズルキフリ・マハムード

展示風景

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インディゲリラ「Sahabat Alam / Friend of Nature」2019年

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ズルキフリ・マハムード「SONICreflection」2016年

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(左から)
Chim↑Pom「都市は人なり」2016年
潘逸舟(はん・いしゅ) 「海で考える人」2016年
ヒルミー・P・スパドモ「Compressed Object of Commodification #2」2019年
潘逸舟(はん・いしゅ)「呼吸」2012年

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(左)アマンダ・ヘン「Another Woman No.02」1996年
アマンダ・ヘン「Twenty Years Later」2014年
アマンダ・ヘン「Another Woman No.10」1996年
アマンダ・ヘン「Another Woman No.11」1997年
アマンダ・ヘン「Another Woman No.16」1997年
アマンダ・ヘン「Making Face」2014年
(右)森万里子「Empty dream」1995年

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森村泰昌「なにものかへのレクイエム(MISHIMA)1970.11.25-2006.4.6」2006年

葺田パヴィリオン

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福田体育館と隣接する葺田八幡神社境内にあるパヴィリオン。二枚の鋼板の間に生まれた空間が客席でもあり、境内へと繋がる子どもの遊び場にもなっています。
設計は、校舎同様、西沢立衛が手掛けています。カーブした二枚の鋼板が重なり合い、端部が互いに溶接されることで、互いに互いを拘束し合うように床の鋼板は屋根鋼板の存在によって開いてゆくのが抑えられ、屋根鋼板の方は床鋼板によって支えられつつ真ん中でたわむ構造になっています。
所有:小豆島町

アジア・アート・プラットフォーム

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福武ハウスでは、2013年の瀬戸内国際芸術祭から、小豆島のひとつの集落を通してアジア諸地域がつながるプロジェクト「アジア・アート・プラットフォーム」に取り組んできました。アジアの文化と多様な人々が交差するプラットフォームを目指し、各地域で活動する美術関係団体をパートナーとして、福武財団の資金に加え各々が個別に資金調達を行い作家やシェフを招聘し、アーティスト・イン・レジデンスや展覧会の開催、食のワークショップを小豆島町、福田地区自治連合会との協働で実施するなど、アジアの歴史や固有の文化を通した実践とプレゼンテーションを行ってきました。
2019年、プラットフォームづくりの次のステップとして、これまで関係を結んできたパートナー団体とパフォーマンスイベントを行い、新たなプログラムの協働企画を試みました。さらに2020年は持続可能なプラットフォームの在り方を模索し、異なる歴史や背景を持つ人たちが、組織を超えて企画の取りまとめ、役割分担をするなど、体制を作ることで、交流の相乗効果が生まれることを目指して行きます。
また、小豆島の中でも最も東端に位置し、山に包まれた小さな集落、福田地区が会場になることで、自然との関係や本質的な生き方を考え直すきっかけとなることを願っています。

参加パートナー団体(5組織)

香港:香港アーツセンター
インドネシア:チェメティ―インスティチュート・フォー・アート&ソサイエティ
台湾:台湾歴史資源経理学会
タイ:ジム・トンプソン・アートセンター
カンボジア:ササ・アーツ・プロジェクト

香港アーツセンター
チェメティ―インスティチュート・フォー・アート&ソサイエティ
台湾歴史資源経理学会
ジム・トンプソン・アートセンター
ササ・アーツ・プロジェクト

福武ハウス風土ラボラトリー

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「福武ハウス風土ラボラトリー(通称:ふふラボ)」では、アジア諸地域と地元住民、そして来訪者を食でつなぐ場として2013年にオープンした「福田アジア食堂」の活動を発展させ、次の芸術祭に向けた食のワークショップを行う他、食以外にも「祭り」や「踊り」など、地域固有の文化や人々の生き方に焦点を当て、地域の新たな魅力を創り出すプログラムを実施します。さまざまなテーマにおける、地域固有の文化を収集・保存、体験することで、参加者それぞれが豊かな生き方をつくるための材料を発見し、過去と未来が隣り合った「今日を生きること」の複雑さ、鮮やかさ、楽しさを探求します。

事前予約のお願い

新型コロナウィルスの感染予防・防止のため、福武ハウスにお越しの際は、ウェブサイトからの事前予約をお願いしております。

ご来館のお客様へ

施設・サービスのご案内

お身体の不自由なお客様へ

(1)バリアフリーについて
 施設の特性上、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
 お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。

(2)車椅子等の貸出について
・車いす:貸し出しはございません。
・筆談具:あります。
・多目的トイレ:ございません。
・介助犬・盲導犬・聴導犬を同伴してご入館いただくことができます。

鑑賞料金について

・団体鑑賞割引および障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方への減免はございません。
・クレジットカードはご利用になれません。

福武ハウスからのお願い

ご入館時のお願い
  • ・ペットの同伴入館はお断りしています。
  • ・水着着用での敷地内へのご入場はお断りしています。
ご鑑賞時のお願い
  • ・作品にはお手を触れないようにお願いいたします。
  • ・敷地内では、ビデオ、模写はご遠慮ください。また、写真撮影は可能ですが、個人で楽しむ範囲にとどめ、印刷物への使用はご遠慮ください。
  • ・敷地内での万年筆、インク、墨汁等のご使用はご遠慮ください。
  • ・所定の場所以外のご飲食・喫煙はご遠慮ください。
  • ・酒気を帯びた方など、他のお客様のご迷惑となるおそれがある場合には、入館をお断りする場合がございます。
  • ・施設周辺は住宅地です。島内を散策される際はマナーを守り、住民の方々へのご配慮をお願いします。
無人飛行機(ドローン)の使用につきまして

お客様の安全確保およびアート作品、建築作品の保護の観点から、ベネッセアートサイト直島の敷地内における事前許可のない無人飛行機(ドローン)の使用は固く禁止させていただきます。

お問い合わせ

〒761-4402
香川県小豆郡小豆島町福田甲718-1
Tel : 0879-62-9301(受付時間:開館日の11:00~17:00)
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