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犬島 くらしの植物園「手入れのリレー/Reflect」開催
2025年8月16日(土)

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(写真:あつを)

2025年8月16日(土)、犬島 くらしの植物園にて、「手入れが育む変化」をテーマにアーティスト・小牟田悠介、明るい部屋、妹島和世建築設計事務所と協働する参加型ワークショップ「手入れのリレー/Reflect」を開催します。《手入れ》に関連したワークの他、島民を交えた昼食会、犬島や植物園に関するレクチャー、ゲストによるトークを実施します。

「手入れのリレー/Reflect」 概要

日時 2025年8月16日(土) 11:30~15:00
会場 犬島 くらしの植物園

受付・集合場所

旧・中山商店(岡山県岡山市東区犬島321)
ワークショップ講師 小牟田悠介(アーティスト)
明るい部屋
妹島和世建築設計事務所
ゲスト講師 塚本由晴(建築家)
昼食 島食堂(鮭の混ぜご飯、すまし汁)※メニューは予告なく変更になる場合があります。

申し込み方法

イベント申込サイトよりお申し込みください。

定員

20名
※先着順のため定員に達し次第、申し込み締切となります。

参加費

3,500円(昼食付)
※参加費は現地でお支払いください。現金のみの取り扱いとなります。
※未就学児は無料です。

主催

公益財団法人 福武財団

企画監修

長谷川祐子(犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター)
※ワークショップには参加しません。

注意事項

・雨天の際は中止となります。
・ワークショップ参加費に犬島精錬所美術館/犬島「家プロジェクト」の鑑賞料は含まれません。
 ご鑑賞される場合は別途チケットの購入をお願いします。
・ワークショップの様子は記録撮影し、後日ベネッセアートサイト直島の広報、Webサイト、
 SNS等で使用させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
日時
2025年8月16日(土) 11:30~15:00
会場
犬島 くらしの植物園
受付・集合場所
中山商店(岡山県岡山市東区犬島321)
ワークショップ講師
小牟田悠介(アーティスト)
明るい部屋
妹島和世建築設計事務所
ゲスト講師
塚本由晴(建築家)
昼食
島食堂(鮭の混ぜご飯、すまし汁)※メニューは予告なく変更になる場合があります。
申し込み方法
イベント申込サイトよりお申し込みください。
定員
20名
※先着順のため定員に達し次第、申し込み締切となります。
参加費
3,500円(昼食付)
※参加費は現地でお支払いください。現金のみの取り扱いとなります。
※未就学児は無料です。
主催
公益財団法人 福武財団
企画監修
長谷川祐子(犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター)
※ワークショップには参加しません。
注意事項
・雨天の際は中止となります。
・ワークショップ参加費に犬島精錬所美術館/犬島「家プロジェクト」の鑑賞料は含まれません。ご鑑賞される場合は別途チケットの購入をお願いします。
・ワークショップの様子は記録撮影し、後日ベネッセアートサイト直島の広報、Webサイト、SNS等で使用させていただく場合があります。あらかじめご了承ください。


講師からのメッセージ

鑑賞するだけではなく、島民や来島者が植物に触れながら新しい暮らし方について思いを巡らすことを目的とした「犬島 くらしの植物園」で行われる参加型ワークショップ。

「手入れのリレー|Reflect」では「手入れが育む変化」をテーマに、島の歴史を知り、食事を共にし、植物の手入れをする。島民と来島者が共に過ごすなかで、生きてきた時間や場所、価値観の違いを持ち寄りながらこれからのくらしについて考える。この一連の時間をアートワークショップとする。

島を象徴する犬島石を手に、重さを感じながら光を受ける素材に手を加えることで、今いる場所を体で感じるリフレクターをつくる。手入れの作業の中で、島民が迎える島の恵みを使った昼食や休憩にはお茶をいただく。それぞれの生活に戻っても島に残した石を思い出すことで繋がり続ける。また次の来島者が手入れの痕跡を見つけるきっかけともなる。こうして「犬島 くらしの植物園」の中にリフレクターが点在し手入れがつながっていくことで風景に関わることができる仕組みとなっていくことを期待している。
小牟田悠介

講師プロフィール

小牟田悠介

小牟田悠介
Photo by Reiko Masutani

1983年大阪生まれ。2007年京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科卒業、2009年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。二次元の絵画と三次元の立体を行き来しながら、次元を超えた空間や時間の広がりを織り込むような作品世界を探求する現代美術作家。空間や場所との関係性による作品の在り方にも関心を広げる。ベネッセアートサイト直島 犬島「家プロジェクト」I邸(2014年、犬島、岡山)でのインスタレーション作品をはじめ、「GENBI SHINKANSEN (現美新幹線)」(2016-20年、上越新幹線 臨時列車「とき」12号車内)、陸前高田でのアーティストインレジデンス(Rikuzentakata AIR 2019・KESEN AIR 2020年)等、その土地の歴史や人の繋がりのリサーチから作品制作に取り組む。2021年より東京都美術館と東京藝術大学と市民が連携する「とびらプロジェクト」に参画。近年ではアート・コミュニケータと協働した作品制作にも取り組む。

明るい部屋 / 橋詰 敦夫

橋詰 敦夫
Akaruiheya

1958年大阪府出身。東京大学文学部仏文科卒業後、広告制作会社・代理店などに勤務。プランナーとして地方創生事業に関わった際に、植物の力で景観だけでなくコミュニティの質そのものが変わることに感銘を受け、コミュニティガーデンプランナーとしての活動を開始。2005年 フラワーデザイナー・木咲豊とともに「明るい部屋」を設立。「植物にできるすべてのこと」をテーマに、単なる鑑賞対象としての庭園ではなく、暮らしを豊かにするためのコミュニケーションメディアとして捉えた庭園づくりを行う。2010年 犬島「家プロジェクト」庭園を担当。島民との交流を基盤とした犬島ならではの庭園のあり方に大きな力を感じ、2016年より犬島に移住。建築家妹島和世と協働で「犬島 くらしの植物園」を企画・制作・運営。2017年2月、木咲豊の急逝以後、一人で活動を継続していたが、2024年より新たに植物コーディネーター・松尾卓哉をメンバーに迎え、犬島のコミュニティ再生を目指したランドスケープ計画に取り組む。2014年〜2023年、女子美術大学芸術学部非常勤講師

妹島和世建築設計事務所

1987 年東京にて設立。主な作品に「再春館製薬所女子寮」(1991年、熊本)、「梅林の家」(2003年、東京)、「犬島『家プロジェクト』」(2010年、岡山)、「すみだ北斎美術館」(東京、2016年)、「大阪芸術大学アートサイエンス学科棟」(2018年、大阪)、「日本女子大学目白キャンパス」(2021年、東京)など。

ゲスト講師

塚本由晴

塚本由晴

アトリエ・ワン/東京科学大学大学院教授、博士(工学)
1965年神奈川生まれ。1987年東京工業大学工学部建築学科卒業。
1987~88年パリ・ベルビル建築大学。1994年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。貝島桃代と1992年にアトリエ・ワンの活動を始め、建築、公共空間、家具の設計、フィールドサーベイ、教育、美術展への出展、展覧会キュレーション、執筆など幅広い活動を展開。ふるまい学を提唱して、建築デザインのエコロジカルな転回を推進し、建築を産業の側から人々や地域に引き戻そうとしている。2022年Wolf Award Architecture Laureate 受賞。
近年の作品に、ハハ・ハウス、尾道駅、恋する豚研究所、みやしたこうえん、BMW Guggenheim Lab、Canal Swimmer's Club、Search Library in Muharraqうさぎ幼稚園、鳥の劇場ANEXなどがある。
主な著書に『メイド・イン・トーキョー』(鹿島出版会)『ペットアーキテクチャー・ガイドブック』(ワールドフォトプレス)『図解アトリエ・ワン』(TOTO出版)、『Behaviorology』(Rizzoli New York)、『WindowScape』(フィルムアート社)、『コモナリティーズ ふるまいの生産』(LIXIL出版)『How is Life?』(TOTO出版)などがある。

企画監修

長谷川祐子

長谷川祐子

キュレーター/近現代美術史 / 京都大学経営管理大学院客員教授 / 東京芸術大学名誉教授、国際文化会館アートデザイン部門プログラムデイレクター / 犬島「家プロジェクト」アーティスティック・ディレクター/ 前金沢21世紀美術館館長。文化庁長官表彰(2020年)、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ(2015年)、ブラジル文化勲章(2017年)、フランス芸術文化勲章オフィシエ(2024年)を受賞。これまでイスタンブール(2001年)、上海 (2002 年)、サンパウロ (2010 年)、シャルジャ(2013年)、モスクワ(2017年)、タイ(2021年)などのビエンナーレや、「ジャパノラマ:日本の現代アートの新しいヴィジョン」、「ジャポニスム 2018:深みへ―日本の美意識を求めて―」展を含む数々の国際展を企画。

問い合わせ先:
犬島チケットセンター(087-947-1112/9:00~17:00 ※美術館休館日を除く)
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