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Benesse Art Site Naoshima
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草間彌生氏 ご逝去にあたって

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《南瓜》草間彌生 2022年 ©YAYOI KUSAMA

草間彌生氏の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。

1994年からベネッセハウス ミュージアム屋外の突堤に展示された《南瓜》をはじめ、 2022年に公開した《ナルシスの庭》など草間氏の作品は長年にわたり瀬戸内の自然の中で 多くの人々に親しまれ、今や直島の風景を象徴する存在となりました。 草間氏の作品を通じて人々に新たな視点や感動をもたらし、国内外から訪れる多くの方々を この地へと導いてくださっています。その存在は、直島の景観や記憶と深く結びつき、 島の魅力を語るうえで欠かすことのできないものとなりました。

草間氏の作品をこの地でお預かりし、世界中から訪れる方々に作品との出合いの機会を ご提供できていることに、深く感謝しております。

私たちはこれからも、その作品とそこに込められた思いを大切に守り、 次世代へと受け継いでまいります。 長年にわたる偉大な創作活動に深い敬意を表するとともに、 故人のご冥福を心よりお祈り申しあげます。

2026年8月27日
ベネッセアートサイト直島


このたびの草間彌生さんのご逝去に接し、謹んで哀悼の意を表します。

草間彌生さんは、現代美術の分野において国際的に多大なるご功績を残され、 その作品は常に深い愛情に満ちていました。

ベネッセアートサイト直島の黎明期ともいえる1994年「Out of Bounds」展で《南瓜》を展示する機会に恵まれ、 直島の突堤に佇むその姿は今では島の象徴となりました。 さらに、島の玄関口である宮浦港には直島町によって《赤かぼちゃ》が設置され、 世界中から訪れる方々を迎え入れています。 そして2022年には《ナルシスの庭》が公開されるなど、 これらの作品は島の風景と共に生き続け、ここにしかない景色を生み出してくれる、 かけがえのない代表作です。

作品を通じて示された豊かな感性と、人や自然への深い眼差しは、 これからも多くの人々の心に生き続け、直島を訪れる方々に感動を与え続けることでしょう。 生前のご厚情、ご尽力に対しまして、謹んでお礼を申し上げますとともに、 心より御冥福をお祈り申し上げます。

2026年8月27日
公益財団法人福武財団 名誉理事長
ベネッセグループ名誉顧問
福武總一郎