ベネッセハウスのお客様の声をご紹介します（2021年冬）

2021.12.18

お客様の声

はじめまして。ベネッセハウスミュージアムでフロント業務をしている志村と申します。直島生まれ、直島育ちで、2001年から20年間ベネッセハウスで働いています。

小高い丘の上にあるベネッセハウスに吹き上げてくる風が急に冷たくなったと思ったら、すっかり年の瀬ですね。瀬戸内海に目をやると、海には大きな筏（いかだ）のような形をした海苔の養殖網が浮かんでいます。瀬戸内で海苔の養殖が始まると、「いよいよ本格的な冬が始まるな」と、気が引き締まります。

寒い季節のベネッセハウスでは、常連のお客様をお迎えすることが多く、「里帰りのような気持ちで直島にお越しくださっているのかな？」と嬉しくなります。都会のホテルのようなスマートな対応はできませんが、みなさんに心から寛いでいただけるよう、笑顔でお迎えできればと思います。

今日は、この秋冬にベネッセハウスにご宿泊くださったお客様の声をご紹介します。

朝のんびりとした海での時間。ベネッセハウスミュージアムからの景色、豊島美術館、部屋からみた高松の夜景、朝焼け、テラスレストランでの夕食、朝食。どのスタッフもこちらからの投げかけを嫌な顔せずに丁寧に対応頂き有難うございました。また、レストランの方に家族写真を提案頂き撮って頂きました。良い記念になりました。日常で味わうことができない素晴らしい自然、考えられた建築物での滞在でのんびりする事ができました。日々忙殺され、中々ゆっくり過ごす事ができないが、また来たいと思います。
（神奈川県・30代）

テラスレストランでは一人で来ている私に話をしてくれ、毎日異なる料理に工夫してくれる気遣いが嬉しかった。オーバルに泊まれなかったので、次に泊まりたい。ウェルカムドリンクの時間外対応有難うございました。本村ラウンジの方もホテルの方々と同じように温かかった。

「いつか直島へ行きたいね」と亡くなった母とよく話をしていたが、いくなら絶対ベネッセハウスに泊まりたいと思っていたけど、なかなかの値段なので踏ん切りがつきませんでした。今回GOTOではなく予約したが、キャンセルせずに行って良かったと自分を褒めてあげたい。お金ではないんだと気付かされた。いつも長期休みは沖縄へ行くが、ここを知って選択肢が増えた。母に見せてあげたかったな。仙台から四国へはハードルは高いが、また再訪できるよう働いて生きて行こうと思う。
（宮城県・40代）

大阪に近くこんなにゆっくりハワイの様に非日常が過ごせるホテルを見つけた事が嬉しかった。コロナ中ながら旭川が気に入り、タクシー貸切で同じ運転手（2泊3日）滞在を繰り返しているが、冬が近づき来月で今年は終わり。さて、どこにと考えていたので、今回の旅行で候補地が増えた。コロナは不幸な出来事ではあるが一方今までの過ごし方、考え方、国内旅行の新発見などが広がり、楽しむ事は精神的にも生きがいになる。一級の建物、本物のアートが揃っている事が素晴らしい。ベネッセだからこそできている事だと思う。
（大阪・60代）

本村地区、ベネッセハウスミュージアムを回りました。その中で護王神社の社についてスタッフさんから細かいお話、できるまでの秘話を伺い、作品の見え方が一瞬で変わった。その後、ベネッセのアートガイドでも発見が多く、見えているだけではなく、見えていない事も知り想像力を働かせて見ること、感じることが楽しいなと思いました。そう思えた作品は特に身近に感じられて嬉しかったです。アンケートを答える事で、考える切っ掛けを頂きました。良く生きる。心地よく生きる。
（東京・30代）